会社経営– category –
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売上債権(売掛金)の監査 売上債権を監査する際の手続から不正発見への効果を考えます
先週発覚した愛媛FCの粉飾決算。その際に利用されていた勘定科目が、売上債権でした。残念ながら、粉飾を発見することはできませんでしたが、決算書を外部者の視点からチェックする監査でも、詳しく調査していたはず。監査ではどのような監査手続が選択さ... -
利益と所得の関係 法人税の税額計算のベースになる課税所得は、会計上の利益を調整したものです
友人から税務に関する相談を受けました。最初は、具体的な税務上の扱いについてアドバイスしていましたが、途中から、会計と税務の関係をどう伝えれば良いかに話がシフトしていきました。 【混乱から抜け出すには、会計と税務を区別できるようになること】... -
予算管理はコストだけでなく、利益の観点から分析できるようにしておきましょう
3月決算の会社では、来年度の予算作成が本格的化し始める時期だと思います。部署単位では物品の購入予定の作成という側面が強いですが、予算管理の本来の目的である利益管理に役立てる意識を持ちましょう。 【予算は、その年度の利益の目標】 どの会社でも... -
仮払金、立替金を見逃さない 滞留しやすい科目は決算時に掃除しましょう
決算に向けて準備を進められている方も多くいらっしゃると思います。今回は会計士から見て気になってしまう2つの科目について考えます。 【使いたくない、でも使わざるを得ない仮払金、立替金】 監査人としてクライアントの決算書を見る仕事をして... -
在庫を持たない経営が強い理由 陳腐化によるリスクを理解しておきましょう
在庫管理の重要性が叫ばれるようになって長くなりましたが、在庫を持つことは経営にどのような影響を与えるのでしょう。そのメリットとデメリットを知ることで目指すべき方向性を考えます。 【お客様の注文に迅速に対応 ビジネスの機会を逃さない】 在庫... -
経費処理にまわす領収書、レシートの注意点
会社からの支出を経費として処理するために必要なのが領収書やレシートなどの証憑。経費の申請をする従業員の立場からは「とりあえず添付」と考えていらっしゃる方も多いですが、処理する立場からは中身を確認した上で経費になるかどうかを判断する必要が... -
棚卸をただの作業にしないために、棚卸の効果をつかんでおきましょう
在庫を扱うビジネスを選択している会社では決算が近づくと在庫の棚卸を行います。これがなかなかのハードな仕事で、在庫をカウントする作業で精一杯になってしまいがちです。せっかくの実地棚卸ですから、できるだけ意味のあるものにしたいところです。 【... -
減価償却とキャッシュフローの関係 減価償却だけでキャッシュインが増えるわけではありません
クライアントから資金繰りの相談を受けた際には、月次決算書と将来の投資計画を提出していただいて、資金繰り表を作成します。その際に分かりづらいのが減価償却の存在です。 【「減価償却=資金の増加」ではありません】 減価償却は、固定資産を購入して... -
売上債権の管理 当たり前のように存在する売上債権にもリスクとコストが発生しています
会社の売上に伴って記録される売上債権。売掛金や受取手形などが該当しますが、その管理は非常に重要です。回収が滞れば将来の資金繰りにも影響がありますから、経理部門や財務部門でも神経を使うところです。 【上場企業でも手作業で管理するところもあり... -
公認会計士が不正に遭遇する確率は高くない 経営者不正は内部通報、従業員不正は内部統制での発見が多いです
監査法人に勤務しているころ、大きな粉飾決算に関する仕事に関わることがありました。監査人として直接担当していたクライアントではありませんでしたが、意見表明した後に粉飾が発覚してしまうとどれほど大きな影響があるかを身をもって経験しました。で...