会計・税務– category –
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実務で使える決算書を読む技術 「資本金を減らす」ことによって、会社の数字はどう変化するのか
5月9日、シャープ株式会社が、現在1,218億8,500万円(121期第三四半期報告書より)ある資本金を、1億円にまで減少させるというニュースが流れました。 皆さんご存じの通り、シャープの経営は深刻な状況にありますが、この「資本金を減らす」ことが、... -
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実務で使える経理セミナー 水道光熱費の記帳が請求書到着時点でも認められる理由
会社で経理の仕事を担当すると、簿記の教科書で習った会計処理と、実際の会計処理が違っていて、「どうしてこれが認められるの?」と疑問に思うケースがたくさん出てきます。今回は、水道光熱費について会計理論と実務での処理の違いを確認していきます。 ... -
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実務で使える決算書を読む技術 決算書作成と端数処理のルール
決算書は、1年分の会社の取引を、金額で表現したもの。会社の規模によっては、10桁以上の金額になりますから、決算書上は一定の桁数未満が省略されることになります。その際に気になるのが、表示されない桁の端数処理。決算書作成上のルールがどのようにな... -
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実務で使える決算書を読む技術 損益計算書との違いを知ることで、キャッシュフロー計算書を読むコツを身につけましょう
キャッシュフロー計算書は、会社のお金の出入りを表す資料です。貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書とともに決算書を構成する資料ですが、損益計算書との関係を正しくつかむことが、キャッシュフロー計算書を理解するポイントになります。 【「... -
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決算書を読む技術 業績評価の指標として経常利益が重視される理由
決算書からは様々な情報を読み取ることができます。損益計算書からは、会社の業績を読み取ることができますが、その指標の一つに「経常利益」があります。現在も広く利用されている「経常利益」ですが、過去と現在では利用される理由が違っています。 【利... -
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税効果会計の基本的な考え方を、損益計算書を見ながら解説していきます
3月決算の会社では、3月の月次決算と年度の決算が同時進行する、忙しい時期に入ってきました。年度決算では、月次であまり出てこない項目も扱うことになるので、知識と実務の両方で戸惑うこともあると思います。今回は、年度決算で重要になる「税効果会計... -
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ネットからの確定申告 e-taxの面倒な下準備をおさらい
知り合いから、「e-taxは便利なの?」というざっくりした質問を続けて受けたので、復習がてら手順をまとめてみました。 【「e-taxは難しい」の中身は、「個人認証システム」の設定の面倒くささです】 e-taxの現状 e-taxはネットから確定申告する仕組みのこ... -
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循環取引による不正 不正が起きることを前提に、早期発見するための仕組みを考える必要があります
昨年10月に、売上の不正により80億円が流出した事件がありました。循環取引と言う手法が使われましたが、発見までに長い時間を要したことに大きな問題があります。 【循環取引の仕組み】 経営者が会社の業績をよく見せようとするため、 または、成果... -
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前受金、前渡金の会計処理 代金の支払いを確実なものにするため、前払を考えましょう
ビジネスを継続して行う上では、代金の受取と支払いを確実に行うことが重要です。一つの方法として前払があります。 【ビジネスの原資である、代金は確実に手にします】 ビジネスでまず重要になるのは、”ウリモノ”を作る事ですが、売っただけではビジネス... -
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仕入債務(買掛金)の監査 売掛金と同じく重要な科目ですが、異なる視点が必要です
決算書上、仕入債務(買掛金)は金額も大きく重要性の高い科目です。以前、売掛金の監査について見ていきましたが、今回は、買掛金の監査について触れます。 【網羅性の観点から監査します】 買掛金は決算書上も、監査上も重要な科目です 買掛金は...