経営分析– category –
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東芝の粉飾額は2,248億円で確定!この金額が大きいのか小さいのかの判断には、”比較”の視点が必要です
有価証券報告書の提出期限を再延期していた、東芝の2014年度決算。期限の再々延期の噂もありましたが、9月7日にようやく金融庁に有価証券報告書が提出されました。注目された粉飾額は、第三者委員会の調査結果で報告された1,562億円から686億円増えて、2,2... -
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シャープが「セール・アンド・リースバック取引」を使って、早期に本社売却を決めた理由
シャープの本社ビルの売却が決まりました。金額は、本社向かいにある田辺ビルと合わせて、100数十億円になるようです。ただ、売却と言っても明け渡しは2017年。まだ移転先も決まっていない状態です。そこまでして、売却を急いだ背景には、シャープ... -
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実務で使える決算書を読む技術 資産と負債の分類基準「正常営業循環基準」と「1年基準」の考え方
貸借対照表を見ていると、資産・負債ともにまとまりごとに分類がなされていて、「流動」と「固定」に分かれて表示されていることがわかります。 具体的にどのような基準に従って、分類が行われているかを知っておくと、貸借対照表の作成や理解がスム... -
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実務で使える決算書を読む技術 決算書作成と端数処理のルール
決算書は、1年分の会社の取引を、金額で表現したもの。会社の規模によっては、10桁以上の金額になりますから、決算書上は一定の桁数未満が省略されることになります。その際に気になるのが、表示されない桁の端数処理。決算書作成上のルールがどのようにな... -
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実務で使える決算書を読む技術 損益分岐点分析で使う”限界利益率”とは何だ?
会社の業績管理手法の一つに「損益分岐点分析」があります。理屈はシンプルなのですが、言葉の難しさが壁になって、理解の妨げになっていることがあります。 「限界利益図表」で「ブレーク・イーブン・ポイント」 を求める? 会社の損益管理を扱う本... -
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実務で使える決算書を読む技術 損益計算書との違いを知ることで、キャッシュフロー計算書を読むコツを身につけましょう
キャッシュフロー計算書は、会社のお金の出入りを表す資料です。貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書とともに決算書を構成する資料ですが、損益計算書との関係を正しくつかむことが、キャッシュフロー計算書を理解するポイントになります。 【「... -
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実務で使える決算書を読む技術 3つの視点を意識すると、数字を読み取る感覚が身についてきます
3月決算の会社では、決算の数字が固まってくるころですが、数字が出てきたら、次は、それを読み取る作業が待っています。経理、財務、経営企画などの各部署では、確定した数字を元に、前期の成績を評価して、新年度の予算を修正。投資家や債権者は今後の投... -
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決算書を読む技術 業績評価の指標として経常利益が重視される理由
決算書からは様々な情報を読み取ることができます。損益計算書からは、会社の業績を読み取ることができますが、その指標の一つに「経常利益」があります。現在も広く利用されている「経常利益」ですが、過去と現在では利用される理由が違っています。 【利... -
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決算書を読む技術 総資産利益率(ROA)を例に、財務指標を経営分析に生かす方法を考えます
決算書は、会社の業績と財務状況を報告するために作られますが、書いてある数字を見るだけでは、実態を深く知ることはできません。財務指標は、同業他社や、他業種の会社との業績比較を可能にし、会社を知る手助けになってくれます。 【経営分析の基本は”... -
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予算管理はコストだけでなく、利益の観点から分析できるようにしておきましょう
3月決算の会社では、来年度の予算作成が本格的化し始める時期だと思います。部署単位では物品の購入予定の作成という側面が強いですが、予算管理の本来の目的である利益管理に役立てる意識を持ちましょう。 【予算は、その年度の利益の目標】 どの会社でも...
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